茶道の見学も終わってじめようと思ったら、次はお稽古に必要なものを準備をしましょう!
お茶はなにより準備が肝心です。
すでに祖母や母がいくつかお道具をもってたという人は足りないものを揃えれば大丈夫!
でも、まわりに茶道に詳しい方がいないという場合の方が多いですよね。
この記事では
全くのはじめてでも必要なお道具がわかるようになります。
私がはじめに使って5年以上愛用している入門セットもご紹介します。
最低限そろえたい6選リスト
かいしいれ | せんす |
ふくさ | かいし |
かしきり | こぶくさ |
お稽古セットで揃えられるもの
かいしいれ(懐紙入れ)
お道具をいれて持ち歩く袋です。薄くてコンパクトですが収納力があり、このあと紹介する5つの道具すべてをしまうことができますよ。またお茶会の時もこれ1つで大丈夫です。
せんす(扇子)
扇子は閉じた状態で、挨拶や道具の拝見などをする時に使います。
自分の前に扇子を置くことで、距離をとって謙虚さを示します。
茶道の扇子は広げて使うことは、まずありません。しいてあげるならお月謝を渡す時くらいでしょう。
ふくさ(帛紗)
お点前中に道具を清めたり、熱い釜の蓋を取り扱う時などに使います。 元々は絹ですが、今はポリエステルも稽古用に使われています。色は女性は赤、男性が紫が基本です。
かいし(懐紙)
お菓子をいただく時のお皿として使用します。消耗品なので1冊はストックしておきましょう。
かしきり(菓子切り)
お菓子を切っていただく時に使う楊枝です。昔は木でできた黒文字3寸を使いましたが、今ではステンレスやプラスチック製もあります。菓子切りは菓子切り入れ(写真左)にいれておきます。
こぶくさ(古帛紗)
お茶を運びだすとき、拝見する道具をのせるために使います。 柄は多種多彩で季節や趣向にあったものを用います。裏千家で使われる特有のお道具です。表千家ではこれに似た大きいサイズの出帛紗というものがあります。
選び方の疑問を解決!!
裏千家用と表千家用は何がちがうの?
入門セットの多くは裏千家用と表千家用に分かれていると思います。
大きな違いは3つ
1つ目は扇子の長さです。
裏千家は5寸(15.15cm)
表千家は5寸(19.7cm)
2つ目は帛紗の色です。
裏千家は赤色
表千家は朱色(オレンジ色)
男性は紫色
3つ目はお濃茶の際に使う道具が違います。
裏千家はこぶくさ(古帛紗)
表千家はだしぶくさ(出帛紗)
があります。どちらも布ですが表千家のほうが少し大きいサイズです。
買うときには「裏千家」「表千家」か位文字違いですが、流派が違いますのでしっかり確かめてからポチッとしましょう。
ふくさ(帛紗)は人絹or正絹?
入門セットに見慣れない「人絹」「正絹」という言葉があると思います。
人絹はポリエステル
正絹は絹
の素材で違いです。
初心者の帛紗どちらが良いかというと、人絹で十分です。
服紗はもともと消耗品なので、
毎年取り替えるように先生や先輩に推奨されたり、
お道具屋さんが年始にお教室に新しい服紗を持って来てくださることもあります。
取り替える機会やチャンスはたくさんありますし、デザインも豊富にあります。
まずは安い人絹にして、気に入った柄を見つてから正絹を買っても遅くありません。
菓子切りはプラスチックorステンレス?
菓子切りは白いプラスチックと銀のステンレスの2つありますが、
銀のステンレスが断然良いです。
菓子切は消耗品ではないので何度も使います。
一度使った菓子切りは洗ったり消毒しますので。
熱湯や消毒液を使う場合はステンレスのほうが安心です。
また個人的な経験からすると、お教室の生徒さんは、ほぼ全員ステンレスの菓子切りを使っています。
昔は黒文字などの木の菓子切りもありましたが今はステンレスが主流です。
条件ぴったりの入門セットはこちら!
女性用(裏千家)
下の3つはどれも初めてに最適!
販売会社のほかに大きな違いはないので、好きな柄からえらんで大丈夫です。
3,980円
選べる柄が10種類。
私は入門当初から3年以上使っています。特に壊れたり困ることもなく使用できています。
3,900円
選べる柄が20種類と一番豊富です。
色もかわいいピンク色から、淡いみずいろまで
大人でも長く使えそうな色柄もあります。
3,790円
選べる柄が8種類の基本セットです。
色はピンクか赤しかありませんが、
消耗品の懐紙は絵が入ってかわいいです。
収納用の巾着もあってポイント高いですね。
懐紙入れ(帛紗ばさみ)が蓋なしの簡易的な2つ折れタイプ。
他のお道具は上記2つとスペックが変わりません。
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