愛媛の山田屋『山田屋まんじゅう』を食べてみました。6個 864円(税込)。
山田屋の創業は慶応3年、ということは1867年ですでに160年以上続くお菓子屋さん。
透きとおるような薄皮に、こしあんがたっぷりの山田屋まんじゅうは、
あの昭和天皇が行幸の際にお買い上げになり、宮内庁御用達の品になった逸品なんです。
材料は小豆、砂糖、小麦の3つだけ。これだけで良いっていう意気込みが伝わってきますよね。
形も小ぶりでまるく、なんともいえない可愛らしさを感じます。
そして一番の特徴がごくうすの皮。
触るとツルっとしているので、まんじゅうの皮があるとわかるのですが、
遠目にみると、こしあんだけ存在しているようにも見えますよね。
破れないように包むのってどうするのでしょうか?
機械か、それとも職人技でしょうか。
どちらにしてもすごい技術です。
それでは割ってみましょう。
待ってました、これです、これ!
目の細かいこしあんがぎっしり!
味わいも豆の苦みや雑味がなく洗練されています。すごく良い意味であっさりと淡白な味わいです。
原材料順からみても砂糖がかなり使われていると思うのですが、
ベタ甘さはそれほど感じません。
老舗の味って感じがします。至福です、ごちそうさまです。
箱の中のしおりには、冷やしても美味しいと書いてありました。
実際に冷凍庫で6時間ほど冷やして食べてみましたが、たしかに固まっていません、常温と同じように食べられます。
それで丸2日冷凍庫にいれてみました。
見た目は固まってるように感じますが、食べると固くありません。
こしあんのぎっしり詰まった口当たりと、ひんやりとした冷たさは新感覚で面白い!
山田屋『山田屋まんじゅう』
おまんじゅうの概念が変わる1品、チェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日も良き一服を!
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