日本茶クイズ解説付き 007

第1問
アルルギーなどに有効なメチル化カテキンが含まれていることで有名な品種はどれですか
  • やぶきた
  • べにふうき
  • さやまかおり

正解:べにふうき
紅茶用として開発されたアッサム系の品種です、九州で栽培がはじまり全国での栽培が広がった品種です
第2問
中部・北九州平坦地で早生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • かなやみどり
  • しゅんめい
  • さやまかおり

正解:しゅんめい
「しゅんめい」は2年後に登録された「さえみどり」が優等生だったため広くは栽培されませんでした。親はゆたかみどりとF1NN8(たまみどり×S6)。登録時期は1988年5月31日
第3問
寒冷地で中生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • さやまかおり
  • かなやみどり
  • やまとみどり

正解:さやまかおり
「やぶきた」の選抜種。埼玉県の狭山市で誕生した独特な香りをもつお茶から「さやまかおり」と名付けられる。煎茶に加工されるとしっかりとした苦味を持つ。登録時期は1971年
第4問
南九州や本州海岸の暖地で中生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • あさつゆ
  • めいりょく
  • ゆたかみどり

正解:めいりょく
 親はやぶきたとZ1。由来はお茶を意味する「茗」と明るい緑で「明」と名付けた。「やぶきた」の方が強い味わいとされているが、クセがなくすっきりとした味わいが再評価につながっている。耐寒性・耐病性もあり収穫量は「やぶきた」と同等かそれ以上とも。登録年は1987年。
第5問
寒冷地で中生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • おくゆたか
  • ふくみどり
  • やまとみどり

正解:ふくみどり
親はやぶきたと23F1-207(さやまみどり)。登録年は1986年、茶農林36号。緑豊かな茶園が農家に福をもたらすことから「ふくみどり」とついた。1番や2番つみは「やぶきた」よりも多く収穫できる。
第6問
寒冷地で晩生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • さえみどり
  • ゆたかみどり
  • かなやみどり
正解:かなやみどり
登録年は1970年。茶農林30号。親はS6(静岡在来6号)×やぶきた。静岡県の島田市金谷で誕生。アレルギーに有効とされるメチル化カテキンが含まれている。ミルクフレーバーとも言われる滑らかな甘さとミルクのような香りが特徴。

第7問
中部・北九州平坦地で晩生の組み合わせで好適とされている茶の品種はどれですか
  • おくみどり
  • みなみかおり
  • めいりょく

正解:おくみどり
親はやぶきたと静岡在来16号。テアニンの含有量が高いため。抹茶用にも向くとされる。全国で4番目に作られている緑茶品種。登録年は1947年。

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