折据(おりすえ)の作り方、茶道で使用する7cmサイズを折ってみよう!

茶道の七事式でつかう折据(おりすえ)は自分で折って作ることができます。花月などを練習するときに、自宅で折据の取り回しの練習ができるので、とっても便利です。そんなに難しくないので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。

今回は茶道でつかう折据のサイズで作るので、約7cmのできあがりです。紙サイズは14×21cmで用意します。

横長になるように紙をおいて、端から3.5cmずつ2本の線を書きます。全部で線は4本、できる幅は3.5cm/3.5cm/7cm/3.5cm/3.5cmになるようにします。紙の両端2本を山折り、中の線2本を谷折りにします。

山折い、谷折りをすると扉が開くような観音開きの折り方になります。開くところは折据の口にあたるので、ぴったり折りましょう。折り目をつけたら、裏返します。

四隅を真ん中にむかって、直角二等辺三角計になるように折ります。折り目をつけたら広げます。

さきほどの折り目を利用して、広げた紙の真ん中に正方形ができるように、上の紙を立たせております。下の部分も同様にして折ると、左右に大きな耳のついた箱が出来上がります。


耳をもって左右を近づけて、背が低くなるように折りたたみます。そのまま後ろに返します。裏に返してみると底に箱ができあっています。

右側の黄色いはみでた耳部分を左側に倒して、台形のような形にします。

中心に向かって、上下の紙を半分に折っていきます。折ってできた四角形のところを、対角線で折り返して、直角二等辺三角形を作ります。

反対側に返して、残りの耳も右側にたおして、上下と対角線におります。

ひらひらした三角形の黄色い部分はのりを付けて胴体とくっつけます。これで折据の完成です!

皆さんもぜひチャレンジして見てくださいね!

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