アニメ「平家物語」1話 用語や出てきたお花を解説!

2022年1月にフジテレビの深夜枠で放送されている「平家物語」。
毎週楽しみに見ています。ただ登場人物が多く、聞いたことない言葉もちらほらと。
そこでもっと平家物語を楽しむべく、気になった用語や出てくる花をまとめてみました。

出てくるお花

平家物語では場面が変わる際に、お花と建物がうつった風景シーンが良く使われますよね。

緑が鮮やかなのに淡く美しく、毎週楽しみにしているシーンの1つです。

日本古来の花がたくさん使われていますので、お花をまとめてみました。

沙羅双樹と夏椿


冒頭で歌われていた「沙羅双樹/さらそうじゅ」、実は画面にうつっているのは「夏椿/なつつばき」なんです。

沙羅双樹は仏教で、般涅槃(はつねはん/死んでは生き返る輪廻から完全に解放されること)の象徴とされる重要な木ですが、寒さに弱く、日本の気候では育ちません。

それで日本のお寺では沙羅双樹の代わりに夏椿を植えています。

夏椿は朝に咲くと夜にはぽっとりと花が落ちる一日花。

盛者必衰とうたう平家物語にぴったりの花ですよね。

水仙/すいせん


白い水仙は日本水仙と呼ばれていますが、実は中国から来たお花。

私たちがよくみる黄色の水仙はフランスやスペインが原産の水仙です。

開花のシーズンは12〜4月と寒い時期に咲くので、「雪中花/せっちゅうか」とも呼ばれています。

八手/やつで


葉の形が、手のひらに似ていることから八手と名付けられました。

お客を手のひらで招く縁起の良い木とされ、お店の玄関先などで良く見られます。西に植えると金運があがるとも。

葉の形がテングが持つウチワに似ているので、テングノハウチワという別名もあります。

気になったことや用語

アニメの平家物語は何年から始まっている?

アニメの始まりがいつかは、ぼうず姿の平清盛がヒントになります。

当時の武士は髪を結っていますので、坊主に袈裟姿ということは出家したことを表しています。

調べてみると、1168年に「寸白/すばく」という寄生虫による病気に倒れて清盛は出家しています。

さらにアニメの中では、時忠が「病の快癒」と「新年の祝」の宴だと言っています。

出家した清盛と新年というヒントから1話の始まりは1169年くらいからと考えられそうですね。

琵琶ってどんな楽器?

中国から7〜8世紀にもたらされた4弦楽器。

半びらきの扇もしくはイチョウの葉の形に似たバチをつかって演奏します。

琵琶の起源はササーン朝ペルシアのバルバットとされ、
東アジアのウードやヨーロッパのリュートが同じ起源を持つ似た楽器といわれます。

日本最高の琵琶は奈良の正倉院にあり、楽琵琶・平家琵琶・薩摩琵琶などのちにいくつかの種類に分かれていきます。

宴のご飯

酒宴のシーンで柱のような、てんこ盛りのご飯が登場していましたね。

当時の武士はうるち米を蒸した「強飯/こわいい」を食べていました。

宴の時には円柱状に盛り、その上からお箸を立てて刺し、より豪華に見せた「高盛り」という盛り方をしました。

おかずになる魚や肉の調理法は煮る・蒸す・焼くのいたってシンプル。

食材は加熱したままの素朴な味わいのため、
塩・酢・酒・醤(ひしお)という調味料をかけて食べていました。

この4つの調味料は四種器(よぐさもの、ししゅもの)と呼ばれ、お膳にのせて出され、各々が好きな調味料をかけて食べるものでした。

またこの頃のお酒は糖度の高いにごり酒で、澄んだ清酒が作られるのは1600年初頭まて待たなければなりません。

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